最新 地学事典 「沃素鉱床」の解説
ようそこうしょう
沃素鉱床
iodine deposit
ヨウ素鉱床は,カリッチェおよび地下塩水の2つのタイプからなる。カリッチェは,チリ北部アタカマ砂漠の地表部を覆う厚さ1〜3mの堆積物で,ヨウ素は,ラウタライト[Ca(IO3)2]およびディーツァイト[7Ca(IO3)2]8CaCrO4]の2種の鉱物に含まれる。石油およびガス鉱床に関連する地下塩水には,ヨウ素はヨウ化ナトリウムとして含有される。世界で消費されているヨウ素のうち約70%はチリのカリッチェから,残りの30%は日本や米国の塩水から生産されている。
執筆者:渡辺 寧
参照項目:カリッチェ
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

