沈下計(読み)ちんかけい

最新 地学事典 「沈下計」の解説

ちんかけい
沈下計

subsidence recorder

地層収縮を垂直方向の地盤沈下として測定する装置。構造的には地表から目的の地層(主に支持力のある砂礫層)まで削孔し,鋼管を埋設した観測井に拡大装置をもつ精密な記録計(狭義の沈下計)を設置したもの。収縮は相対的に地表に対する鋼管の抜け上がりとして現れる。一般には,土圧による破壊や摩擦を防ぐためにスライド装置のある外管で保護した二重管式で,下部をストレーナーとして地下水位との関係を観測する。深度を変えて各層ごとに設置し,水準測量を併用すれば地盤沈下現象の垂直分布が知れる。内管の代りワイヤを用い外管を幾重にもして一井で多層の収縮を測定するものもあり,また各層に放射性同位体を打ち込み,定期的に測定して層間の収縮を知るものもある。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 和田

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む