デジタル大辞泉 「沐する」の意味・読み・例文・類語 もく・する【×沐する】 [動サ変][文]もく・す[サ変]1 水や湯を頭からかぶる。髪やからだを洗う。「雨に―・し風に櫛ずり」〈織田訳・花柳春話〉2 恩恵などを受ける。浴する。「同一利益の恩に―・せしめようとは考えない」〈魯庵・社会百面相〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「沐する」の意味・読み・例文・類語 もく‐・する【沐】 〘 自動詞 サ行変 〙 [ 文語形 ]もく・す 〘 自動詞 サ行変 〙① 髪を洗う。また、湯、水などを浴びてからだを洗う。[初出の実例]「雨に沐(モク)し風に櫛づり」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二八)② 恩恵などを受ける。こうむる。浴する。[初出の実例]「己れの撰挙区民及び自分も其同一利益の恩に沐(モク)せしめやうとは考へない」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉代議士) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例