沓尾村(読み)くつおむら

日本歴史地名大系 「沓尾村」の解説

沓尾村
くつおむら

[現在地名]行橋市沓尾

元永(もとなが)村の北東、祓(はらい)川河口右岸に位置し、周防灘に面する。中世には今井(いまい)津の内に含まれ、交通の要衝となった内湾を扼していた。祓川の源流部にあたる彦山とも密接な関係をもち、村内の姥(うば)ヶ懐(ふところ)とよばれる窟では旧暦一月下旬(現在は三月一日)に彦山の汐井採り神事が行われた。文亀元年(一五〇一)閏六月二四日、豊前に進入していた大友軍は「仲津郡沓緒崎」における合戦で大内方の仁保護郷ほかの軍勢と衝突し、これを打破っている(七月一三日「大友親治感状」大友家文書録/大分県史料三一、同年八月三日「仁保興棟合戦注文」萩藩閥閲録二など)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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