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沖つ鳥 オキツトリ

デジタル大辞泉の解説

おき‐つ‐とり【沖つ鳥】

[枕]
沖にいる水鳥の意から「鴨(かも)」にかかる。
「―鴨といふ舟の帰り来ば」〈・三八六六〉
沖にいる水鳥「䳑鴨(あじがも)」と同音であるところから、地名の「味経(あぢふ)」にかかる。
「―味経の原に」〈・九二八〉
沖つ鳥の首を曲げて胸を見るようすから「胸(むな)見る」にかかる。
「黒き御衣(みけし)をま具(つぶさ)に取り装ひ―胸見る時」〈・上・歌謡〉

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

おきつとり【沖つ鳥】

( 枕詞 )
沖にいる鳥の意で、「鴨かも」にかかる。 「 -鴨着く島に/日本書紀 神代下
沖の鳥であるアジガモと同じ音を含む地名「味経あじふ」にかかる。 「 -味経の原に/万葉集 928

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