沖新田四番(読み)おきしんでんしばん

日本歴史地名大系 「沖新田四番」の解説

沖新田四番
おきしんでんしばん

[現在地名]岡山市桑野くわの沖元おきもと

沖新田三番の東にあり、沖新田の西から三番目、百間ひやつけん川西側に集落がある。「備陽記」では高五千五三三石余、田畠二二八町一反余、家数九四、人数五七九、高瀬船一。文化年間の「岡山藩領手鑑」によると大庄屋沖新田西手藤原佐太郎組合に属し、「備陽記」と同高で、二口高五千五六一石余、田方二一九町六反余・畑方二〇町三反余、物成一千一四〇石余(麦成なし)、家数二三八・人数一千二三五、社方三軒(神職一・神子二、人数一六)、下作人・出作人とも五軒・二〇人、牛八三、育麦二〇〇俵余、樋守小屋五(うち三軒引越)、船五(海船二反帆より三反帆まで四、小船一)で、沖田おきた神社がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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