沖縄戦の集団自決

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沖縄戦の集団自決

1945年3月26日、米軍が沖縄県・慶良間諸島に上陸し、地上戦が始まった。米軍から危害を加えられると考えるなどした住民が集まり、手りゅう弾を爆発させたり、くわや棒で殴り合ったりして集団自殺した。慶良間諸島の座間味、渡嘉敷両島のほか沖縄本島読谷村などでも起きた。日本兵が強制した例もあった。強制性を巡っては議論があり、文部科学省審議会が2007年、高校教科書での関連記述に修正を求め、県民らの間で批判が巻き起こった。

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