沖縄海洋博覧会記念公園(読み)おきなわかいようはくらんかいきねんこうえん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「沖縄海洋博覧会記念公園」の意味・わかりやすい解説

沖縄海洋博覧会記念公園
おきなわかいようはくらんかいきねんこうえん

沖縄県国頭(くにがみ)郡本部町(もとぶちょう)に、沖縄国際海洋博覧会開催を記念してつくられた国営公園。1976年(昭和51)開園。面積77.2ヘクタール。沖縄の本土復帰記念の一大事業として、1975年7月20日から1976年1月18日まで、世界で初めての国際海洋博覧会が、沖縄本島本部半島の備瀬崎(びせざき)一帯会場として開かれた。その終了後、跡地を整備し、水族館海洋文化館などの施設を生かして公園としたもの。1987年に、那覇(なは)市の首里城公園(しゅりじょうこうえん)とあわせて国営沖縄記念公園となった。

[目崎茂和]

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