沖縄返還と尖閣諸島

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沖縄返還と尖閣諸島

尖閣諸島沖縄本島の西約400キロの東シナ海にある無人の小島群で、主に五つの島から成る。明治政府が日清戦争に勝利した1895年に閣議決定し、日本領土に編入した。第2次大戦後、尖閣を含む沖縄は1951年調印のサンフランシスコ講和条約第3条に基づき、米国の統治下に置かれた。米国は72年の沖縄返還に伴い、沖縄で行使していた施政権を日本に返還したが、尖閣の領有権については判断を留保し「当事者間で解決すべき問題」とした。(共同)

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