日本歴史地名大系 「沖舘村」の解説 沖舘村おきだてむら 青森県:青森市沖舘村[現在地名]青森市沖館(おきだて)・柳川(やなかわ)二丁目・篠田(しのだ)二―三丁目・千刈(せんかり)三―四丁目・久須志(くすし)二―三丁目・千富(せんとみ)町一丁目、柳川一丁目・篠田一丁目・千刈一―二丁目・久須志一丁目・同四丁目・千富町二丁目の各一部東北は陸奥湾に臨み、東南は古川(ふるかわ)村、南は滝(たき)村、西北は新田(にいた)村に接する。正保二年(一六四五)の津軽知行高之帳の田舎(いなか)郡の新田に高二二〇・二八石とある。貞享四年(一六八七)の検地帳では村高八〇〇・二八八石、うち田方七六〇・四八七石、畑方三九・八〇一石で、番所が二ヵ所ある。元禄三年(一六九〇)には油川組に属し、村位は中である(平山日記)。嘉永三年(一八五〇)の「東奥沿海日誌」に「農家斗也。此村海岸より凡七八丁も陸也。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by