沙汰の外(読み)サタノホカ

精選版 日本国語大辞典 「沙汰の外」の意味・読み・例文・類語

さた【沙汰】 の 外(ほか)

  1. さた(沙汰)の限り
    1. [初出の実例]「春除目。望申播磨国。但沙汰之外也」(出典古事談(1212‐15頃)一)
    2. 「作者は心得て書けども、もし為手(して)の心なからんに至りては、さたの外なるべし」(出典:風姿花伝(1400‐02頃)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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