沙汰の外(読み)サタノホカ

デジタル大辞泉 「沙汰の外」の意味・読み・例文・類語

沙汰さたほか

沙汰の限り1」に同じ。
朝敵となり給ひて後は、我が身一人の置き所なし。家人の恩までは―なり」〈盛衰記・二〇〉

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精選版 日本国語大辞典 「沙汰の外」の意味・読み・例文・類語

さた【沙汰】 の 外(ほか)

  1. さた(沙汰)の限り
    1. [初出の実例]「春除目。望申播磨国。但沙汰之外也」(出典古事談(1212‐15頃)一)
    2. 「作者は心得て書けども、もし為手(して)の心なからんに至りては、さたの外なるべし」(出典:風姿花伝(1400‐02頃)六)

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