没書(読み)ボッショ

デジタル大辞泉 「没書」の意味・読み・例文・類語

ぼっ‐しょ【没書】

送ってきた原稿などを採用しないこと。また、その原稿など。没。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「没書」の意味・読み・例文・類語

ぼっ‐しょ【没書】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 新聞・雑誌が投書投稿を採用しないこと。また、その寄書
    1. [初出の実例]「投書々々と名斗(なばか)り投書出が少なく没書(ボッショ)が余計」(出典団団珍聞‐六九三号(1889))
  3. 受取人発信人不明などのため没収処分をうけた郵便物
    1. [初出の実例]「没書といふ義なり。此にては郵便状の内に、名宛所附等、分明ならずして持帰りたるを開封し」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)

もっ‐しょ【没書】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 新聞・雑誌などが投書・投稿を採用しないこと。また、その寄書。ぼっしょ。
  3. 受取人・発信人不明などのため没収処分を受けた郵便物。ぼっしょ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android