新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「沢 宣嘉」の解説
沢 宣嘉
サワ ノブヨシ
- 肩書
- 外務卿
- 別名
- 通称=主水正 号=春川 変名=姉小路 五郎丸
- 生年月日
- 天保6年(1835年)
- 出生地
- 京都
- 経歴
- 攘夷親征の急進論を唱え、安政条約締結の反対を主張して上書したが、文久3年8月18日の政変で京都を追われ、三条実美ら公卿6人と共に長州に下る。同年10月但馬生野で平野国臣らの挙兵の計画に首領として迎えられ、挙兵するが失敗、讃岐、伊予にしばらく潜伏した後、長州へ。明治維新後、参与、九州鎮撫総督、長崎裁判所総督を経て、長崎府知事を務める。明治2年外国宮知事となり、同年7月官制改革によって設置された外務省の外務卿に就任。4年8月盛岡県知事に任命されたがすぐに辞任。6年2月ロシア駐在特命全権公使に任命されるが赴任する前に病死。
- 没年月日
- 明治6年9月27日
- 家族
- 養父=沢 為量(堂上公家)
出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報