沢辺（読み）サワベ

デジタル大辞泉

さわ‐べ〔さは‐〕【沢辺】

沢のほとり。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

さわ‐べ さは‥【沢辺】

[1] 〘名〙 沢のほとり。

※後撰（951‐953頃）恋三・七五三「葦たづの沢辺に年はへぬれども心は雲のうへにのみこそ〈藤原師輔〉」

[2] 宮城県北部、栗原市の地名。奥州街道の城生野(じょうの)と金成の間にあった宿駅。

出典　精選版 日本国語大辞典

世界大百科事典（旧版）内の沢辺の言及

【金成[町]】より

…三迫（さんはさま）川が一迫（いちはさま）川と合流する付近に位置し，北部は丘陵，南部は三迫川流域の低地となる。沢辺，金成，有壁には江戸時代，陸羽街道の宿駅がおかれた。江戸前期に板倉堰が開削されて新田開発が進み，金成耕土として知られる良質米の産地となった。…

※「沢辺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」