ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「栗原市」の意味・わかりやすい解説 栗原〔市〕くりはら 宮城県北部,仙北平野中部から栗駒山南東麓にかけて広がる市。北は秋田県,岩手県に接する。2005年築館町,若柳町,栗駒町,高清水町,一迫町,瀬峰町,鶯沢町,金成町,志波姫町,花山村の 9町 1村が合体して市制。中心地区の築館,および高清水,金成,岩ヶ崎は古くから陸羽街道 (→奥州街道) の宿場町として発展。特に金成の北西端にある有壁は当時の姿をよくとどめ,国の重要文化財に指定されている。南西部の真坂は街道の交差点で,仙台藩の交通の要地。旧宿場町では江戸時代から続いている互市が開かれる。市域では米作,野菜栽培のほか畜産も行なわれる。工業は築館を中心に工業団地が造成。南東部の登米市との境界にある内沼,伊豆沼はハクチョウやガンカモ類の渡来地として 1967年国の天然記念物に指定。栗駒山麓一体は栗駒国定公園に属し,栗駒五湯と呼ばれる温泉地もある。東北新幹線,国道4号線,398号線,457号線,東北自動車道が通りインターチェンジがある。面積 804.97km2。人口 6万4637(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「栗原市」の解説 栗原市くりはらし 2005年4月1日:栗原郡築館町・若柳町・栗駒町・高清水町・一迫町・瀬峰町・鶯沢町・金成町・志波姫町・花山村が合併・市制施行⇒【瀬峰町】宮城県:栗原郡⇒【高清水町】宮城県:栗原郡⇒【築館町】宮城県:栗原郡⇒【志波姫町】宮城県:栗原郡⇒【若柳町】宮城県:栗原郡⇒【金成町】宮城県:栗原郡⇒【一迫町】宮城県:栗原郡⇒【鶯沢町】宮城県:栗原郡⇒【栗駒町】宮城県:栗原郡⇒【花山村】宮城県:栗原郡 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by