河の神(読み)カワノカミ

デジタル大辞泉 「河の神」の意味・読み・例文・類語

かわ‐の‐かみ〔かは‐〕【河の神/河伯】

河川をつかさどる神。河伯かはく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「河の神」の意味・読み・例文・類語

かわ【河】 の 神(かみ)

  1. 河川をつかさどる神。河伯(かはく)
    1. [初出の実例]「山の神、河(かは)の神(かみ)、及(また)穴戸の神を皆言向(ことむ)け和(やは)して参上(まゐのぼ)りたまひき」(出典古事記(712)中)
    2. 「行きそふ 川之神(かはのかみ)大御食(おほみけ)に 仕へ奉ると 上つ瀬鵜川を立ち 下つ瀬小網(さで)さし渡す」(出典:万葉集(8C後)一・三八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android