鵜川(読み)ウカワ

デジタル大辞泉 「鵜川」の意味・読み・例文・類語

う‐かわ〔‐かは〕【×鵜川】

を川に放して、川魚をとること。鵜飼い。また、鵜飼いをする川。 夏》「只一人―見にゆくこころ哉/蕪村

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鵜川」の意味・読み・例文・類語

う‐かわ‥かは【鵜川】

  1. 〘 名詞 〙 鵜を川に放して、川魚、多くは鮎を捕ること。鵜飼。また、その川。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「ほど遠きうかはの瀬々のかがり火は水にやどれる星かとぞみる〈平頼資〉」(出典:永承六年禖子内親王歌合(1051頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「鵜川」の意味・わかりやすい解説

鵜川
うかわ

石川県鳳珠(ほうす)郡能登町(のとちょう)南部の一地区。古くからの港町鉄道は、のと鉄道能登線(穴水(あなみず)―蛸島(たこじま)間)が通じていたが、2005年(平成17)4月廃止され、現在は代替バスが通じている。海瀬神社で七福神一つ弁財天を祀る祭礼「にわか祭り」が行われる。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鵜川」の意味・わかりやすい解説

鵜川
うかわ

石川県北部,能登町最南端にある旧能都町の漁業集落。旧村名。内浦漁港の一つで,山田川河口にある木材集散地でもある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android