河上益夫(読み)カワカミ マスオ

20世紀日本人名事典 「河上益夫」の解説

河上 益夫
カワカミ マスオ

昭和期の金属工学者 東京工業大学名誉教授



生年
明治29(1896)年8月16日

没年
昭和50(1975)年7月29日

出生地
北海道

学歴〔年〕
東北帝大理学部化学科〔大正10年〕卒

学位〔年〕
理学博士〔昭和5年〕

主な受賞名〔年〕
勲二等瑞宝章〔昭和45年〕

経歴
仙台高等工業学校教授を経て、昭和16年東京工業大学教授。退職後名誉教授となり東海大学工学部教授、東京理科大学教授を歴任した。金属の物理化学、冶金物理化学の研究で知られる。著書に「金属理化学」「金属材料理工学」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河上益夫」の解説

河上益夫 かわかみ-ますお

1896-1975 昭和時代の金属工学者。
明治29年8月16日生まれ。東京工業大,東海大,東京理大の教授を歴任。昭和50年7月29日死去。78歳。富山県出身。東北帝大卒。著作に「金属化学」「金属材料理工学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android