日本歴史地名大系 「河俣村」の解説 河俣村かわまたむら 熊本県:八代郡東陽村河俣村[現在地名]東陽村河俣河俣川の本流と支流に沿って開けた山村。同川と美生(びしよう)川の合流点鶴(つる)が中心部で、村の入口にあたる。種山(たねやま)・小浦(こうら)より一段高い山間地で、他村へは峠越えを余儀なくされた。慶長国絵図に「川俣村」と記され、正保郷帳に田方一五石一斗余・畠方二六八石二斗余とある。種山手永に属し、「国誌」は「鶴村龍泉寺村相原村美生村中生村久木野村鹿路村坐連村坂上下村ソウミ村横谷村岩井村椎葉村小春村等ノ小村アリ、里俗河俣村、下嶽村、栗木村、柿迫村等ヲ四浦在ト云何レモ山渓ノ間ニアリ」と記している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by