精選版 日本国語大辞典 「河原菅菜」の意味・読み・例文・類語 かわら‐すがなかはら‥【河原菅菜】 〘 名詞 〙 カヤツリグサ科の多年草。日本各地、東アジア・オーストラリア・アフリカに分布。日本では、原野の湿地や河岸、水田に多い。茎は叢生し、高さ一〇~四五センチメートル。葉は幅二~三ミリメートルの狭線形で基部は鞘状に茎を包む。八~九月、茎頂の苞葉間に長楕円形の花穂をつける。小穂は長さ一~二センチメートルで、約二〇個の淡褐色の鱗片を二列につける。〔日本植物名彙(1884)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例