河村大助(読み)カワムラ ダイスケ

20世紀日本人名事典 「河村大助」の解説

河村 大助
カワムラ ダイスケ

大正・昭和期の弁護士 元・最高裁判事。



生年
明治26(1893)年6月2日

没年
昭和60(1985)年1月12日

出身地
東京

学歴〔年〕
日本大学法科〔大正7年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲一等瑞宝章〔昭和40年〕

経歴
大正11年弁護士登録。昭和31年11月から38年6月まで最高裁判事を務め、第2小法廷に所属した。最高裁在任中は34年8月の松川事件大法廷判決で2審の有罪判決を破棄する多数意見に加わったほか砂川事件東大ポポロ事件などの審理にあたった。毎日新聞社顧問弁護士も務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河村大助」の解説

河村大助 かわむら-だいすけ

1893-1985 大正-昭和時代の弁護士,裁判官
明治26年6月2日生まれ。大正11年弁護士となる。殖産事件,保全経済会事件などで活躍。昭和31年最高裁判事となり,松川事件で二審有罪判決を破棄する意見にくわわる。砂川事件,ポポロ事件にも関与した。昭和60年1月12日死去。91歳。東京出身。日大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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