河流争奪(読み)かりゅうそうだつ

百科事典マイペディア 「河流争奪」の意味・わかりやすい解説

河流争奪【かりゅうそうだつ】

河川奪取とも。二つの隣り合う川が浸食力に差のあるとき,片方相手流域を奪い取ること。浸食力の大きなほうの源流部が頭部浸食によって分水界を蚕食し,ついに相手の河川に達し,相手河川のその地点より上流の水が浸食力の大きい河川に注ぐようになる現象
→関連項目河川

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む