河海(読み)かかい

精選版 日本国語大辞典 「河海」の意味・読み・例文・類語

か‐かい【河海】

〘名〙 河と海。
万葉(8C後)五・沈痾自哀文「昼夜釣漁河海者、尚有慶福而全経俗
今昔(1120頃か)一九山野に行て鹿鳥を狩り、河海に臨て魚を捕る」 〔中庸〕

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デジタル大辞泉 「河海」の意味・読み・例文・類語

か‐かい【河海】

河と海。

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普及版 字通 「河海」の読み・字形・画数・意味

【河海】かかい

河と海。広大なもの。秦・李斯〔書を秦の始皇に上(たてまつ)る〕太山は土壤を讓らず。故に能く其の大を爲す。河は細を擇ばず。故に能く其の深きを就(な)す。

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