河薬(読み)かわぐすり

精選版 日本国語大辞典 「河薬」の意味・読み・例文・類語

かわ‐ぐすり かは‥【河薬】

〘名〙 (「皮薬」の意) 天皇沐浴(もくよく)のとき、垢(あか)を除くために用いるもの。米糠(こめぬか)を袋に入れたもの、あるいは白米のとぎ汁などをいう。
侍中群要(1071か)四「御厨子所参上、供御河薬事了」
日中行事略解(1820)「御湯 四あしにすゑたる御かはぐすりとりてまゐらせて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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