油気(読み)アブラケ

デジタル大辞泉 「油気」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐け【油気/脂気】

《「あぶらっけ」とも》
物の中に含まれている油分
脂肪分を多く含むこと。「―の多い肉」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「油気」の意味・読み・例文・類語

あぶらっ‐け【油気】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あぶらけ(油気)」の変化した語 )
  2. あぶらけ(油気)
    1. [初出の実例]「髪は〈略〉油(アブラ)っ気(ケ)なしに、左から掻きあげるように分けたのが」(出典大道無門(1926)〈里見弴〉白緑紅)
  3. あぶらけ(油気)
    1. [初出の実例]「脂肪気(アブラッケ)の無い者が、脂肪気の多い女房を持った」(出典:都会(1908)〈生田葵山荒野)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android