油気(読み)アブラケ

デジタル大辞泉 「油気」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐け【油気/脂気】

《「あぶらっけ」とも》
物の中に含まれている油分
脂肪分を多く含むこと。「―の多い肉」

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精選版 日本国語大辞典 「油気」の意味・読み・例文・類語

あぶらっ‐け【油気】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あぶらけ(油気)」の変化した語 )
  2. あぶらけ(油気)
    1. [初出の実例]「髪は〈略〉油(アブラ)っ気(ケ)なしに、左から掻きあげるように分けたのが」(出典大道無門(1926)〈里見弴〉白緑紅)
  3. あぶらけ(油気)
    1. [初出の実例]「脂肪気(アブラッケ)の無い者が、脂肪気の多い女房を持った」(出典:都会(1908)〈生田葵山荒野)

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