油証文(読み)アブラジョウモン

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「油証文」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐じょうもん【油証文】

  1. 〘 名詞 〙 近世、子供などが約束をたがえないしるしに、髪の油を指につけ、柱などに押したこと。また、押したもの。
    1. [初出の実例]「今度(こんどっ)から中の能(いい)やうに、油証文(アブラゼウモン)しな」(出典滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む