精選版 日本国語大辞典 「治丹坊」の意味・読み・例文・類語 じたん‐ぼうヂタンバウ【治丹坊・治丹房・自ジ丹房】 薬の名。江戸浅草砂利場辺(東京都台東区浅草六丁目)に本舗のあった清水治丹法という薬屋の膏薬「人参奇応膏」の通称。打身、切り傷、あかぎれ、痔(じ)の痛みに効いた。[初出の実例]「治丹(チタン)房が膏薬は竹門にその名高く」(出典:洒落本・客衆肝照子(1786)自叙) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例