治功(読み)ちこう

精選版 日本国語大辞典 「治功」の意味・読み・例文・類語

ち‐こう【治功】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 民を治めるしごと。また、その結果。政治上の功績治績
    1. [初出の実例]「無私意御裁判なりし故、天下速成之治功有しとかや」(出典太閤記(1625)一)
    2. [その他の文献]〔周礼‐夏官・司勲〕
  3. 療治などを施すこと。また、その結果。
    1. [初出の実例]「偶治功を誤し故、終夜大に恐懼せしが〈略〉その病者甚だ快安なり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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