沼部村(読み)ぬまべむら

日本歴史地名大系 「沼部村」の解説

沼部村
ぬまべむら

[現在地名]いわき市沼部町

四時(しとき)川が鮫(さめ)川に合流する地点にあり、南は三沢(みさわ)村、鮫川対岸は井上(いのうえ)村。享徳三年(一四五四)七月一一日の道金譲状(岡本元朝家蔵文書)に「菊田ついてぬまへニ、かきノ内半分、ゑしり之畠七反、かとの之内ハかきたはやか内一町、一宇」などが金成(かんなり)村の領主道金から譲られている。文亀二年(一五〇二)一二月二七日の岩城常隆判物(秋田藩家蔵岩城文書)によれば「菊田庄沼辺郷内きそ内の在家一間」が塩左馬助に宛行われている。菊多(きくた)郡に属した。近世の領主の変遷は磐城平藩領から元和八年(一六二二)窪田藩領、貞享元年(一六八四)幕府領、延享三年(一七四六)以降泉藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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