日本歴史地名大系 「泉山村」の解説 泉山村いずみやまむら 青森県:三戸郡三戸町泉山村[現在地名]三戸町泉山馬淵(まべち)川の中流右岸、名久井(なくい)岳(六一五・四メートル)の西山麓に位置する。東は八戸藩領名久井村(現名川町)、北は大向(おおむかい)村(現南部町)、西は三戸村、南は梅内(うめない)村に接する。永正(一五〇四―二一)の頃の糠部九箇部馬焼印図(古今要覧稿)の「三ノ部」の項に「泉山印目」とある。この頃には名久井岳の西麓を利用して牧野が開設されており、藩政期の住谷(すみや)野の基となったものとみられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by