日本歴史地名大系 「泉御薗」の解説 泉御薗いずみのみその 愛知県:安城市和泉村泉御薗「神鳳鈔」に泉御薗を記す。「大神宮建久年中行事」(三河国古蹟考)の「四月十四日風日祈宮祭礼ノ条」に「其後風日祈直会饗膳預、饗料所三河国泉御園也」とある。泉御薗の所在は、碧海(へきかい)郡泉村、八名(やな)郡御薗村(現宝飯郡一宮町)をもってする諸説があり、また渥美(あつみ)郡杉山(すぎやま)村大字泉(現豊橋市)とする説もあるが、地形的に、入江に臨み、舟運に恵まれた和泉(いずみ)村にあてるのが妥当と思われる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by