泉野出村(読み)いずみのでむら

日本歴史地名大系 「泉野出村」の解説

泉野出村
いずみのでむら

[現在地名]金沢市泉野出町一―四丁目・富樫とがし二丁目・みどりおか

泉野村の南に位置し、南は伏見新ふしみしん村。鶴来つるぎ往来が通る。城下南郊の荒蕪地、泉野を開拓して成立した新田村で、寛文三年(一六六三)一村立てとなった。同年より同一〇年までの新開高は合せて一一九石余、その後、延宝元年(一六七三)に一〇石、同六年に一〇石、元禄一二年(一六九九)に四〇石、文化元年(一八〇四)に三石余に手上高があり、村高は一八二石余となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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