泊清寺(読み)はくせいじ

日本歴史地名大系 「泊清寺」の解説

泊清寺
はくせいじ

[現在地名]東和町大字沖家室島 本浦

沖家室島の本浦おきかむろじまのほんうらの丘の中腹にある。浄土宗。海竜山宝珠院と号し、本尊阿弥陀如来。

「注進案」によれば、往古禅宗の小庵であったが、寛文三年(一六六三)島民友沢彦七の先祖が再建し、浄土宗に改宗したという。当寺はまた海上安全・武運長久・五穀成就の祈祷によって藩主信仰を得た。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android