法皇山脈(読み)ほうおうさんみやく

日本歴史地名大系 「法皇山脈」の解説

法皇山脈
ほうおうさんみやく

石鎚いしづち山脈がささみね(一八五九・七メートル)の東部で北東部に向かって支脈を出し、西赤石にしあかいし(一六二六・一メートル)、東赤石山(一七〇六・六メートル)、ハネズル山(一二八二・一メートル)赤星あかぼし(一四五三・二メートル)などを連ね、海岸山脈をなして東に走る。これを法皇山脈(鳳凰山脈とも書く)とよび、ハネズル山辺りから西を赤石山系とも称する。

宇摩郡を南北(南側を嶺南、北側を嶺北)に二分し、中央構造線に南接する。西部では土居どい町と別子山べつしやま村の境、東部では川之江市と新宮しんぐう村の境をなし、伊予三島市では中央やや北寄りを東西に横断している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報