法談(読み)ホウダン

精選版 日本国語大辞典 「法談」の意味・読み・例文・類語

ほう‐だんホフ‥【法談】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「説法談義」の意 ) 仏語。仏法のことわりや要義を説ききかせること。また、その談話。説法。談義。
    1. [初出の実例]「法談の次に示して云」(出典:正法眼蔵随聞記(1235‐38)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の法談の言及

【談義】より

…本来は仏法の法義を談ずることで,ディスカッションであったものが,一般民衆に説法する意味になり,法談とも文談ともよばれた。法義の論談講義の場所は談義所または檀林とよばれたが,説教談義ははじめ法会の会座でおこなわれた。…

※「法談」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む