日本歴史地名大系 「波多野源左衛門分」の解説 波多野源左衛門分はたのげんざえもんぶん 兵庫県:篠山市旧丹南町地区波多野源左衛門分[現在地名]篠山市味間奥(あじまおく)味間奥村内に散在する。南に白髪(しらが)岳がある。明暦三年(一六五七)頃、味間村に住む郷代官波多野氏の所持する抱地に与えられた名称。元禄郷帳などでは味間村のうちであるが、正徳四年(一七一四)の大沢組茶園畝高帳(杉本家文書)では波多野源左衛門分として高二三六石余のうち茶高八〇石余。「丹波志」に味間庄のうちとして「波多野分」とみえ、波多野源左衛門抱地であると記され、高二三六石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by