波方村(読み)はがたむら

日本歴史地名大系 「波方村」の解説

波方村
はがたむら

[現在地名]波方町波方なみかた

高縄たかなわ半島北端大角鼻おおすみのはなの東側に位置する。東は波止浜はしはま(現今治市)、西は森上もりあげ村、南は樋口ひのくち村に接し、北は海に面している。

慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)野間のま郡の項に「波方村 日損所、芝山有、林少有」とみえ、村高は一千三六二石七斗一升八合で、野間郡中で最も大きな村である。「野間郡手鑑」によると、享保末年から元文(一七三六―四一)頃の家数一八三軒、うち本門一三七軒、無給家四六軒、人数八三八人、牛馬数八五疋である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android