泥梨(読み)ナイリ

精選版 日本国語大辞典 「泥梨」の意味・読み・例文・類語

ないり【泥梨・泥犁】

  1. 〘 名詞 〙 ( [梵語] niraya の音訳 ) 地獄。奈落。なり。
    1. [初出の実例]「肉飛羅刹鬼前刃、骨赴泥梨鼎下薪」(出典:菅家文草(900頃)四・懺悔会作)
    2. 「此度ないりにしづみなば、多生曠劫をばへだつとも、うかびあがらん事かたし」(出典:高野本平家(13C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む