泥海(読み)ドロウミ

デジタル大辞泉 「泥海」の意味・読み・例文・類語

どろ‐うみ【泥海】

泥水をたたえた海。
一面のぬかるみ。また、そのような広い水たまり。

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精選版 日本国語大辞典 「泥海」の意味・読み・例文・類語

どろ‐うみ【泥海】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 泥水をたたえた海。
    1. [初出の実例]「どろうみに手をさしいれ魚類(うろくず)をかきさぐるに」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉八)
  3. 一面のぬかるみの状態をいう語。
    1. [初出の実例]「『まるで泥海ですな』『何うも水道工事でな』」(出典:東京の三十年(1917)〈田山花袋〉市区改正)

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普及版 字通 「泥海」の読み・字形・画数・意味

【泥海】でいかい

泥うみ。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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