デジタル大辞泉 「泳がす」の意味・読み・例文・類語 およが・す【泳がす】 [動サ五(四)]1 表面上は自由にさせながら、その行動をひそかに監視する。「容疑者をしばらく―・しておく」2 遊里で、客を遊びに深入りさせる。「歴々の帥仲間すいなかまも―・されて」〈浮・男色大鑑・六〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「泳がす」の意味・読み・例文・類語 およが・す【泳】 〘 他動詞 サ行五(四) 〙① =およがせる(泳)②[初出の実例]「為天下渾(ヲヨガス)二其心一〔老子〕」(出典:文明本節用集(室町中))② 主として遊里で、客を遊蕩に深入りさせる。沖をおよがす。[初出の実例]「歴歴の帥中間(すいなかま)もおよがされて、恋に無二遣瀬一(やるせなく)て脳(なづみ)果てける」(出典:浮世草子・男色大鑑(1687)六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例