泳がせる(読み)オヨガセル

デジタル大辞泉 「泳がせる」の意味・読み・例文・類語

およが・せる【泳がせる】

[動サ下一]
前方にからだをのめらせる。からだをふらつかせる。「バランスを失い、からだを―・せる」
泳がす1」に同じ。「被疑者を―・せる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「泳がせる」の意味・読み・例文・類語

およが‐・せる【泳せる】

  1. 〘 他動詞 サ行下一段活用 〙 ( 動詞「およぐ(泳)」の未然形使役助動詞「せる」の付いたものから )
  2. あちこちとゆるやかに移動させる。
    1. [初出の実例]「その暗さに私はまごついて、覚束ない視線を泳がせたが」(出典:木の都(1944)〈織田作之助〉)
  3. 拘束せずにひそかに監視しながら、表面的には自由に行動させる。犯罪捜査の情報を得るなどの場合にいう。およがす。
    1. [初出の実例]「伊沢の方は自由に泳がせておいて」(出典:記念碑(1955)〈堀田善衛〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む