日本歴史地名大系 「洋物改所跡」の解説 洋物改所跡ようものあらためしよあと 愛知県:名古屋市中村区船入町洋物改所跡[現在地名]中村区名駅五丁目船入(ふないり)町内、中(なか)橋と伝馬(てんま)橋との間の東側にあった。洋物、すなわち輸入品の取引が活発となった慶応三年(一八六七)正月、尾張藩が設置(葎の滴見聞雑剳)。鈴木兵衛・白木屋徳右衛門・布屋善右衛門を取締役にすえ、世話役・勘定役を配した改所では、水陸輸送の貨物を改め、御為銀を徴収した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by