洗場(読み)あらいば

精選版 日本国語大辞典 「洗場」の意味・読み・例文・類語

あらい‐ばあらひ‥【洗場】

  1. 〘 名詞 〙 野菜食器衣類などを洗う場所。また、風呂でからだを洗う場所。
    1. [初出の実例]「下の川端の洗ひ場で茎漬けにする菜を洗ひ上げて」(出典:兵隊の宿(1915)〈上司小剣〉一)
    2. 「銭湯へ行ったとき、八百円の札束を鞄に入れて洗ひ場まで持って這入って」(出典:蠅(1923)〈横光利一〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android