洗心庵跡(読み)せんしんあんあと

日本歴史地名大系 「洗心庵跡」の解説

洗心庵跡
せんしんあんあと

[現在地名]松山市港山町

東港山の東南麓、いま不動堂のある所に洗心庵が建っていたと伝えられる。この庵の傍らに寛政五年(一七九三)一〇月、地元の三津社の俳人方十らによって、松尾芭蕉百年忌記念のために「笠を舗いて手を入てしるかめの水」の句碑が建立された。この句碑は亀水きすい塚とよばれ、石手いして寺の花入はないれ塚、浮穴うけな菅生すごう(現上浮穴郡久万町)霜夜しもよ塚とともに有名になった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む