精選版 日本国語大辞典 「洗立」の意味・読み・例文・類語
あらい‐た・てる あらひ‥【洗立】
〘他タ下一〙 あらひた・つ 〘他タ下二〙 (「あらいだてる」とも。「たてる」は、ことさらに…する、の意を表わす)
① くりかえし念を入れて洗う。じゅうぶんに洗う。
あらい‐たて あらひ‥【洗立】
〘名〙
② =あらいだて(洗立)
あらい‐だて あらひ‥【洗立】
〘名〙 他人の品行や悪事などの真相を探り出して、ことさらにあばき出すこと。穿鑿(せんさく)。あらいたて。
※雑俳・柳多留‐七五(1822)「洗ひ立せぬがきれいな嫁姑」
※かのやうに(1912)〈森鴎外〉「併(しか)しかう云ふことを洗立(アラヒダテ)をして見た所が」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報