精選版 日本国語大辞典 「洛陽・雒陽」の意味・読み・例文・類語
らくよう ラクヤウ【洛陽・雒陽】
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[一] 中国河南省北西部の都市。黄河の支流、洛水の北岸に位置する。紀元前一一世紀周の成王が当時の洛邑に王城を築いたのに始まり、後漢・西晉・北魏などの首都となり、隋・唐代には西の長安に対し東都として栄えた。付近は名所古跡が多い。人民共和国成立後は工業都市として発展している。洛。洛邑。東都。東京(とうけい)。
※新猿楽記(1061‐65頃)「総洛陽貴賤、田舎道俗、無レ不レ寵レ之」
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