洞内村(読み)ほらないむら

日本歴史地名大系 「洞内村」の解説

洞内村
ほらないむら

[現在地名]十和田市洞内

砂土路さどろ川の南、七戸しちのへ街道沿いの平地に位置する。東は八斗沢はつとざわ村、西南深持ふかもち村、北は馬洗場うまあらいば村に接する。

正保四年(一六四七)の南部領内総絵図に洞内村、一〇九石余とあり、同年の郷村帳によれば高一〇九・八三一石のうち八二・四〇八石が田である。寛政年間(一七八九―一八〇一)の「邦内郷村志」では高二九四・四石余、郡分郷村高二一二・六石余のほかに寺領一〇石があり、馬二二六疋を飼養。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android