洞朗(読み)どうろう

精選版 日本国語大辞典 「洞朗」の意味・読み・例文・類語

どう‐ろう‥ラウ【洞朗】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用ナリ・タリ 〙 明るくほがらかなさま。ひろびろとして明るいさま。
    1. [初出の実例]「昼夜和同にして漏刻に迷ひ、乾坤洞朗として玄黄を照す〈具平親王〉」(出典:新撰朗詠集(12C前)上)
    2. [その他の文献]〔劉基‐弁天行〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「洞朗」の読み・字形・画数・意味

【洞朗】どうろう(らう)

明らか。明・唐順之〔葉包庵先生寿序〕先生の、學の爲に詩をくや、絲聯髮比、關竅(くわんけう)(困難な所)開解し、、學俯して之れを聽くに、身、殷・にして、猗(いだ)(商頌)・關雎(くわんしよ)(周南)のきを聆(き)くが如し。

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