津久野浦(読み)つくのうら

日本歴史地名大系 「津久野浦」の解説

津久野浦
つくのうら

[現在地名]日高町津久野

山の南西麓、太平洋に面する漁村北西浦、南は比井ひい浦。慶長六年(一六〇一)の西口尽浦御検地(塩崎家蔵)によれば、当浦の検地は九月二一日、検地役人竹腰甚右衛門の指図のもとで実施されている。高は二〇石余。延宝六年(一六七八)の「日高鑑」によると田畑一町九反余、加子米五石四斗、家数二九で内訳は本役一〇、半役一四、無役二、庄屋・年寄・ありき各一、人数一三二、牛一、舟八艘(柴舟一・漁舟七)、網一帖(ただし四艘張)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android