津瀬村(読み)つぜむら

日本歴史地名大系 「津瀬村」の解説

津瀬村
つぜむら

[現在地名]佐伯町津瀬

吉井川の右岸大王たいおう(四三四・五メートル)東南麓にあり、南は米沢よねざわ村。伝承によれば江戸時代高瀬舟の船頭が多く住んでいたという。寛永備前国絵図に津瀬村とみえ、高二五石余。「備陽記」では田畠二町三反余、家数一八・人数一六八、岡山城下京橋きようばしまで道程七里二〇町、船路倉安くらやす川通り京橋まで一〇里半、池二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android